【フリー俳優必見】知らないと損する国保と社会保険の違い【公的保険・節約方法も解説】

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知らないと損する国保と社保の違い・節約法

「収入は少ないのに、健康保険料だけで数万円飛んでいく…」 

「休んだら給料がないから、多少体調が悪くてもバイト行かなきゃ」

国民健康保険や国民年金の支払通知書を見るたびに、支払い金額を見てショックを受ける人も多いのではないでしょうか。

 実は働き方を少し工夫して「社会保険」に入るだけで、保険料が安くなる+病気やケガをした時の「守り」が劇的に強くなります。

この記事では、役者が知っておくべき「国保と社保の決定的な違い」や、フリーの俳優でも入れる可能性がある「芸能労災」をお届けします。

この記事を書いた人

まな

  • 大阪から上京してフリーランスで俳優活動中
  • 舞台作品は20作品以上、映像作品にも出演
目次

俳優が知っておくべき「国保と社保」の違い

日本の公的保険は、国保と社保の2つにわかれます。それぞれの違いは以下の通りです。

気になるものをタップ!

1. 国保(国民健康保険・国民年金)

国民健康保険・国民年金は、会社(法人)に所属せず、個人事業(フリーランス)で仕事をしている人や、社保の条件から外れているフリーターが加入する公的保険です。

国民健康保険は、

  • 保険料
    • 全額自己負担(金額は、前年4月〜翌年3月の所得額によって決定)
  • 保障
    • 医療費は3割負担
    • 傷病手当金・出産手当金などの保障はなし

国民年金は、

  • 保険料
    • 毎年決まった金額を支払う(毎年改訂あり)
  • 保障
    • 20歳から60歳までの40年間支払うことで、65歳以降老齢基礎年金として受け取れる

つまり本当に最低限の保証だけをもった公的保険と言えます。

2. 社会保険(健康保険組合・厚生年金)

社会保険は、フルタイムの正社員や一定の条件(週20時間以上など)を満たしながら仕事をしている契約社員・フリーターが加入する公的保険です。

健康保険組合は、

  • 保険料
    • 会社と被保険者が半分ずつ支払い(=労使折半)
  • 保障
    • 医療費は3割負担
    • 傷病手当金・出産手当金などの保障がある

厚生年金は、

  • 保険料
  • 保障
    • 20歳から60歳までの40年間支払うことで、65歳から老齢厚生年金を受け取ることができます。
    • 老後の生活を保障する老齢厚生年金だけでなく、病気やけがで障害が残った場合の障害厚生年金や、加入者が亡くなった場合の遺族厚生年金など、様々な給付があります。

働けなくなった時や出産の際の保障など、国保よりも手厚い保障が受けられる公的保険といえます。

俳優活動のリスクに備える公的保険・保障制度

「病気」以外のリスク、例えば「撮影中の事故」や「次の仕事までの生活費」を守る保険についても知っておきましょう。

フリーランスでも入れる「芸能関係の労災保険(特別加入)」とは?

労災は主に雇用されている労働者が加入できる保険です。

しかし業務内容や災害の発生状況から、事故から保護する必要があると判断される場合に、一定の要件の条件下で特別加入できることも。これが「労災保険の特別加入」です。
参照元:特別加入制度とは何ですか|厚生労働省

近年は働き方の多様化により、フリーランスの俳優や芸能従事者でも「労災保険への特別加入」が可能になりました。

アクションなどの身体表現が多い方は、万が一に備えて「芸能従事者労災保険」を取り扱っている団体(芸能従事者協会など)をチェックしてみることをおすすめします。

舞台芸術に関わる出演者・スタッフが加入できる労災のひとつに「日本実演芸術福祉財団労災保険センター」があります。

» 日本実演芸術福祉財団労災保険センターのサイト

国民年金を払えない時は免除制度・納付猶予制度

収入の減少や失業で、申請することで免除(全額免除・一部免除)もしくは納付猶予の対応が受けられます。

国民年金は、将来の自分が65歳以上になった時に受けるものです。

年金保険料の未納は、その分受け取る金額が少なくなるため、不利に。

国民年金の支払いが厳しい場合は、住所地の市(区)役所もしくは、近くの年金事務所への申請を行い、将来の損がないようにしましょう。

» 国民年金保険料の免除制度・納付猶予制度|日本年金機構

俳優の社会保険に関するよくある質問

ここでは社会保険料に関するよくある質問をお届けします。

気になるものをタップ!

国保の保険料を安くする方法は?

一番おすすめの選択肢は、社会保険がある職場で仕事をすることです。

社会保険に加入することで、健康保険・厚生年金に加入できる形になり、保険料は会社との折半で済みます。

加入の要件としては以下の4つです。

  • 1週間の勤務時間が20時間以上
  • 給与が月額88,000円以上(残業代、賞与、通勤手当、臨時手当は除く)
  • 2ヶ月を超えて働く予定がある
  • 学生ではない(休学中、定時制、通信制の学生は、加入対象)

参照元:社会保険加入のメリットや手取りの額の変化について|厚生労働省 社会保険適用拡大 特設サイト

最近では、フルリモート(在宅ワーク)の会社で社会保険に加入できるケースもあります。

関連記事:【完全在宅】未経験から在宅ワークの探し方5ステップ!3社経験者が教える注意点とおすすめサイト

年金以外に将来に備えてできる準備は?

個人事業主(フリーランス)が自主的に準備できる退職金として「小規模企業共済」があります。

月額1000円から積み立てられる上、積立金(掛け金)は全額所得控除にできるため、大きな節税効果があります。

ただし12ヶ月未満での任意解約すると元本割れ(掛け捨て)の可能性があるほか、一時金で受け取ると退職所得としての課税もあります。

フリーランスの俳優が知るべきお金の知識が学べるお金の本

フリーランスの俳優が知るべきお金の知識が学べる、おすすめのお金関係の本は次の2冊です

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1. 改訂版 本当の自由を手に入れる お金の大学

お金の大学」は、生活する上で必要な貯金する力・稼ぐ力・資産の作り方を一気に学べる本です。

例えば急な出費に備える「緊急用の貯金」や社会的な保証(生活保護など)の知識、急な怪我や病気のときに使える社会的な制度などです。

こういった知識は普段から知っておくことで、ピンチな時の助けになりますし、その分選べる選択肢が増えます。

2. 「お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください!」

確定申告の仕組み、社会保険のことを漫画形式でわかりやすく学べる1冊です。

  • そもそも税金ってなに?
  • 社会保険について
  • 経費と領収書
  • 確定申告の話

など、漢字ばかりで全然頭にのこらないお金の話を噛み砕いでわかりやすく解説しています。(アマゾンならプレビューでお試し読みもできます!!) 

私も元々経理をしていたので、いくらか簿記の知識は持っていましたが、それでも知らないこともたくさんありました。フリーランスって自分で全てやらないといけないので、こういう知識を知らないと、あとで損しちゃいます。

まとめ|知識をつけて、自分を守りながら演じ続けよう

役者にとって、保険料はただの「コスト」に見えるかもしれません。

しかし、選び方ひとつで、それはあなた自身を守る強力な「武器」になります。

  • 国保より「社保」が得(会社との半額負担&傷病手当金)
  • 舞台芸術が加入できる労災保険もある

夢を追い続けるためには、足元の生活基盤を固めることが不可欠です。

まずは今のバイト先で社会保険に入れるか、確認することから始めてみてください。

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