舞台演劇や映像などの俳優の中には、フリーランス(事務所に所属しない)として活動する人も多くいます。
自分で仕事を選んだり、好きなタイミングで仕事ができるのが魅力である一方、ケガやハラスメント、契約書で何か問題が起きたときは自分で解決しなければいけません。

トラブルが起きた時の相談先って意外と知らないかも…
ですが、意外とどんなところに相談できるのか・俳優向けの保険は何があるのか、知らない人が多いのが現状です。
今回は事前に知っておきたい、俳優の安全安心を守る相談先・保険のサイトをまとめました。
俳優の演劇・撮影現場の事故・ケガに備える
ここでは俳優の現場における事故・ケガに備える保険に関するサイトをまとめています。
1. 労災保険(日本実演芸術福祉財団労災保険センター)


「日本実演芸術福祉財団労災保険センター」は、放送、映画・映像、音楽、舞台の現場における、事故やケガに備える労災保険です。
労災は会社に雇用されている人の通勤中や勤務中のケガや事故に対する補償をするもの。
ですがこの労災では、雇用されていなくても、舞台公演の稽古・本番期間中の怪我・事故に備えて加入することができます。
この保険の適用範囲は、「撮影や舞台の本番・稽古中の現場への移動途中」に起きた事故やケガなどで、治療費や休業中の収入補償など、手厚い補償が受けられます。
俳優の日々の健康に備える
ここでは俳優の日々の健康に備えるためのサイトをまとめています。
1. 掛け捨て医療保険(都道府県民共済)


都道府県民共済は、共済制度の一つで全国生活協同組合連合会と各都道府県の生活協同組合が連携して運営している保障制度です。
民間の健康医療保険と違い、非営利(利益を求められていない)のため月1,000円の保険料(掛金)から、保障を受けることができます。
各都道府県に設置されているため、今の自分が住んでいる都道府県の共済に加入する形になります。
俳優の現場でのハラスメント・契約書トラブルを防ぐ・備える
ここでは俳優の現場でのハラスメント・契約書トラブルを防ぐ・備えるためのサイトをまとめています。
1. 契約書関係の勉強(Japanese Film Project)


Japanese Film Projectは文化庁からの委託を受け、映画の撮影現場などにおける俳優・技術スタッフらに向けた「契約書に関する知識」をわかりやすく発信しています。
フリーランス(事務所に所属しない)俳優が安心して活動するためにも必要な「フリーランス新法」についてもわかりやすく解説されています。
フリーランス新法って?
- 2024年11月から始まった法律で、正式名は「フリーランス・事業者間取引適正化等法」
- 発注者(製作・制作側)は受注者(俳優・技術スタッフ)へ業務を委託するとき、
以下の内容を書面または電磁的方法で明示する必要がある- 業務内容
- 報酬額
- 支払期日
- その他の事項
こういった知識は知っておくことで、未払いやハラスメントなどのトラブルを防止したり、条件を交渉する上でも役立ちます。



なんだかややこしそう…
契約書って正直めんどくさい部分もあります。
そんな方に向けてオンライン(ネット)・オフライン(対面)で、わかりやすく解説するセミナーも無料で開催されています。



セミナーに参加した人の感想も上がっていました!
Peatixで随時情報が公開されているので、ぜひ覗いてみてください!
» Japanese Film Projectのサイトはこちら
2. 文化芸術活動に関する法律相談(文化芸術活動に関する法律相談窓口)


「文化芸術活動に関する法律相談窓口」は、文化芸術活動に関わる芸術家や個人事業主を含む事業者の契約に関するトラブル・ハラスメント・権利に関する相談ができるところです。
この相談は文化庁から委託を受けた弁護士知財ネットによって行われています。
弁護士知財ネットは、日本弁護士連合会の支援の下に誕生した全国規模のネットワークであり、1000名以上の弁護士が登録しています。本相談窓口の事務局を構成する弁護士は、文化芸術分野における契約に関する知見を有するとともに、知的財産権に関わる法律実務について専門的な知識・経験を有しています。
(引用元:公式サイトより)
こんな感じで相談フォームが作られていました。


個人で何かトラブルがあった時の法律相談ができる先を知っておくだけで、必要になった時すぐに動けます。
まとめ|俳優活動を長く続けるためには“保険”の知識も大事
今回は安心して俳優活動を続けるために知っておきたい、保険や法律相談ができるサイトをご紹介しました。
フリーランス(事務所に所属しない)俳優は、自分でトラブルから身を守らなければいけません。
この内容が少しでも役に立てば嬉しいです!










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