【初心者向け】演技力を上げる方法は?1人でもできる7つの演技力基礎練習

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1人で出来る演技力を磨く基礎トレ

学校に行きたいけど、お金がなくて厳しい

俳優になると思うとまずは養成所や専門学校を考える人もいるかもしれません。

実は1人でも演技力の基礎力を鍛える方法があります。

私も演劇を始めたばかりの頃はかなり悩みました

普段の生活や仕事(アルバイト)もしていると、レッスンに使えるお金・時間もかなり限られてきます。

もし日常生活でお金をかけずに演技力も鍛えられたら、節約にもなるしお得ですよね。

本記事では5年近く舞台俳優として活動している私が1人でもできる演技の基礎練習をお届けします。

この記事を書いた人

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まなです
  • 20作品以上の舞台に出演している現役の舞台俳優
  • 商業・小劇場の出演経験あり
目次

1人でできる演技力基礎練習7つ

日常生活の中で演技基礎力を鍛える方法はたくさんあります。

できるだけお金をかけずに生活にも取り入れられるものを選んでみました。

できるものを1つ選んで実践してみて!

1. 台本の事実を書き出す

台本・脚本を使って演技をするとき、一番最初に必要なのは本を読み解くことです。

その最初にやることが「台本にある事実を把握すること」です。

台本のある会話劇は描かれているト書き・セリフをベースに、俳優の演技や演出が混ざり合って1つの作品になります。

舞台となる場所、そのシーンに登場する人や関係性、役が待っている情報、役の気持ちが変化するポイント、その役がその場でやろうとしている行動の目的。

こういった台本に書かれている事実を洗い出して、役がやろうとしていることを考えていきます。

学生時代の国語とか現代文と一緒じゃない?

確かに似ています。

でも学生時代と違い、自分で答えを見つけ出さなければなりません。

自分で洗い出す項目を決めて、台本にある事実を抜き出していきます。

俳優が作品に入る前に自分でやる準備のため、普段から鍛えておきましょう。

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2. 意識分解ゲーム

「意識分解ゲーム」は今の自分の意識がどこに向いているのかを意識するゲームです。

このトレーニングをすることで、お芝居中の動作が想像しやすくなり、お芝居の細かさにつながっていきます

普段の行動の流れを意識したことはありますか?

人間の行動の流れは「衝動→意識→目的→行動」の順番で発生しています。

こういった日常生活で無意識にしている行動を、お芝居では“意識的”に行わなければいけません。

うーん、いまいち分からないな…

「コンビニでおにぎりを買う」を例に説明しますね!

意識分解ゲーム
例:ローソンでおにぎりを買う

  • おなかすく
  • ローソンの青い看板が目に入る
  • 「何かないかな」と考える
  • お店の扉から店内に入る
  • おにぎりコーナーを探す
  • ツナマヨを見つける
  • 手に取る
  • レジに向かう
  • レジに並んでいる人がいないか確認する
  • 並んでいる人がいたら後ろに並ぶ
  • 順番が来たらレジに進む
  • おにぎりを店員に渡す
  • 財布を出す(スマホを出す)
  • 会計をする
  • おにぎりを受け取る
  • 店の出入り口に向かう

こんなに意識する先って変わってるの

無意識で気づかないだけで、ここまで変わっています

これを日常の中で意識してください。

お芝居でも「おにぎりを買う」時の動作が細かく想像しやすくなり、表現の細やかさにつながっていきます

もし慣れてきたら、どんどんシチュエーションを足してみます。

例えば、あと5分で電車が来る、おなかがすいて死にそう、ダイエット中なら…など。

シチュエーションが足されていくと、感じ方も変わっていきます。

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3. 行動の目的を分解する

自分が普段やっている行動について「何のためにやるのか」を考える。

これが台本を読み込んでいく時の役の目的・価値観・欲求などを考えることにもつながってきます。

日常生活では無意識ですが、行動のひとつひとつには必ず目的があります。

目的って何?

台本における「目的」は、その行動を起こすエンジンになる部分です。

例えば「昨日何していたの?」というセリフがあるとして。

  • 彼氏なら「問いただしたい」「会話をしたい」
  • 子ども相手なら「心配していることを知ってほしい」「昨日学校で何をしていたのかを知りたい」

などなど、相手や環境が変われば、言葉の裏で伝えたいものも変わってきます。

これを日常の自分の行動にスポットを当てて考えてみるのがこのトレーニングです。

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4. マイム

マイムは身体でその場を表現すること。

お芝居や演技はそこにないものを存在しているように表現する場合もあります。

難しいものなの?

やってみるとなかなかできないものです。

例えば「テーブルのお茶を飲む」をマイムでやってみてください。

実際にやってみると

飲む時のカップと口の位置ってどのくらいだっけ?

と思ったりするかもしれません。

マイムをやってみると、日常の感覚をいかに見過ごしているか、無意識でやっているのかがわかります

普段過ごす時の感覚を見直すのにもおすすめです。

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5. 読書

俳優にとって読書は「想像力」と「体験読書」。台本を読む上で必要な「想像力」を鍛えてくれます

最近はショート動画など、短い・すぐにわかるものが好まれるため、活字を読むのは苦手、というひともいるかもしれません。

そんな人には、青空文庫の短編作品がおすすめです。

太宰治や江戸川乱歩など、日本の文豪たちの作品から、海外の和訳された作品まで、さまざまな作品に触れられます。

こういった読書の積み重ねで、自分以外の人間ってどんな人がいるのかを知ったり、自分とは違ったタイプの人の行動や心の動きを理解しやすくなります。

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6. 競馬実況の真似をする

現役の声優さんに教えていただいた滑舌の練習方法です。

瞬間に起きている情報を伝える競馬実況。

YouTubeにも名シーンの切り抜き動画がたくさんあります。

また実際に聞いたアナウンサーを自分なりに再現することで、俳優として大切な「聴く力」も鍛えられます

競馬の馬の名前には、変わったカタカナの名前も多いです。

慣れない言葉を言えるように練習すると、滑舌の練習にもなります。

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7. 電車広告のコピーをひと駅の間で正確に覚える

現場によっては、台本をもらってから撮影・稽古までの期間が短い場合も。

そのため台本を覚えるスピードは早いとベストです。

台本がもらえる機会がない…

そんなあなたにおすすめなトレーニングが「電車の中吊り広告に書かれているコピーを暗記する」こと。

やってみると意外と難しいです。

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演技に必要な基本的なスキル7つ

演技は体を通して役を表現し、物語やメッセージなどを伝えるもの。

その基礎を支えるスキルには、大きく7つあります。

気になるポイントをクリック!

1. “今”に集中できる集中力

演技中に起きる反応は一瞬です。

その一瞬をキャッチするためには「他のことを考えず、今に集中すること」が必要です。

お芝居が上手い人はその瞬間に意識を向けられています。

逆にお芝居が下手な人は、ただセリフを言っているだけだったり、素に戻っていたり。

その瞬間に意識を向けられていない場合が多いです。

お芝居で大切なのは、覚えた台詞(セリフ)を忘れること、とも言われています

2. 相手・状況をキャッチして反応する力 

物語の世界にいながら、相手の「こうしてほしい」を受け取って、それに反応する力も大事な基礎の力です。

お芝居はやり取りで起きた感情・欲求をキャッチして、それに反応して積み上げていくものです。

お芝居は「キャッチボール」とよく言われますね。

3. 台本から状況や行動の目的を拾える読解力

台本で演技を行うとき、台本の中から物語の流れや登場人物の価値観・行動の目的などを読み取る力が必要です。

台本は事実・動作・会話など、見える・聴こえる部分で構成されています。

こうした事実を細かく拾えるようになると、役作りに使える手がかり増えます。

その結果、役の目的・欲求をより深く具体的に考えられるようになります。

4. 文章の余白を想像する力

ト書きとセリフしか書かれていない台本から、役がどんな生い立ちなのか・どんな価値観を持っているのかなどを想像する力のことです。

台本に書かれている事実をあらい出せたら、その手がかりをもとに次は自分が共感できるポイントを探して、演技に繋げていきます。

具体的に想像できると、セリフ以外の仕草や表情で表現できるものが増え、見ている人が思わず想像してしまう表現につながっていきます。

関連記事:演技に必要な「想像力」を鍛えるには?ほかの想像力との違いは?

5. 感情が伝わる身体性

身体でも表現できると、言葉以外に伝えられるものが増えます。

伝わる身体性には、

  • 発声
  • 滑舌
  • 表情筋
  • 身体の柔軟性

などがあります。

いくら素敵な台本の読み解き方や想像ができていても、表情や滑舌が弱いと表現が伝わらないことも

お芝居には「伝えられる身体作り」も欠かせません。

6. セリフを早く覚える力

台本のあるお芝居では、いかに台本を早く覚えられるかも意外と大切なポイント。

早く覚えられれば、役作りや共演者との関係性作りなど、ほかに時間を使えます。

ただ文字を覚えるのはNGです…!

7. 対応できる柔軟性

作品作りには、多くの人が関わります。

作品で目指す方向性が変わったり、本番中思わぬトラブルが起きることもあります。

こういった予期せぬ変更・トラブルに瞬時に対応できる力も、演技の現場では欠かせません。

まとめ|初心者が演技力を上げるためのステップ

本記事では「1人でできる演技力基礎トレ」を7つご紹介しました。

演技の道は日々の積み重ねが大切です。

今からできることを少しずつ、積み重ねて頑張っていきましょう!

この記事が少しでも役に立ったら嬉しいです。

またこのブログでは、俳優を目指す人に向けた記事を投稿しています。ぜひ他の記事ものぞいてみてください。

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