
バイトに行ってからオーディションに走るのがそろそろしんどい。



舞台稽古がしんどくて、なかなかバイトに行けない。
多くのアルバイトには、出社のための移動時間が発生します。
そのためオーディションや稽古・本番が入ると、バイトへの移動時間も考えて行動しなければいけません。
ですが、意外とチャンスって稽古や本番終わりの何気ない時間にやってくることも。
こういったチャンスを掴むために「使える時間が多い」「すぐに動ける状態である」ことが大切です。



収入を確保しながら、俳優活動に使える時間を増やしたい
本記事では、俳優活動の時間を増やしやすい、在宅勤務(フルリモート)おすすめ9選をご紹介します。
この記事を書いた人


- リモートワーク歴4年
- 大阪から上京してフリーランスで俳優活動中
- 舞台作品は20作品以上、映像作品にも出演
俳優におすすめ在宅ワーク(フルリモート)9選
ここでは俳優におすすめのフルリモート9選をお届けします。



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1. オンライン事務(オンラインアシスタント)


オンラインアシスタントは、経理、スケジュール調整、書類作成などの事務作業を遠隔で行う仕事です。
マニュアルが完備されていることが多く、未経験からでも始めやすいのが特徴です。
経理やマーケティングなど、専門性がある仕事になると高時給になる傾向があります。
ただ会社が営業している日中の稼働が求められるため、俳優活動との調整はしづらいこともあります。
チーム体制のところを選ぶ方が、お休みの調整もしやすいため、おすすめです。
2. オンラインレッスン


演技やダンス、語学、楽器など、自分の専門スキルをオンライン経由で教える仕事です。
専門的に学んだ経験をお金に変えられるのは大きなポイント。
自分なりに教えることができるので、教えるのが好き・人と関わるのが好きな人にはおすすめです。
また自分で働く時間を決めやすいため、俳優活動との調整などもしやすいです。
3. Webライター


Webメディアの記事やブログ、YouTubeのシナリオなどを執筆する仕事です。
パソコン1台あれば、カフェでも楽屋でも作業ができます。
4. Webデザイナー


Webデザイナーとは、企業や商店などの法人・組織のWebサイトのデザイン・制作を行います。
仕事の内容は主に3つあります。
- ・デザインの提案
- ・サイトの作成
- ・バナーなどの素材の作成
5. SNS代行運用


企業の公式SNSアカウントの運用を代わりに受け負う仕事のことです。
SNS運用の方針の検討や、投稿の作成、コメントの確認対応、運用のレポートなどを行います。



実際のタスクは会社(依頼主)によって代わります
主に対象となるSNSは、X(旧Twitter)、Facebook、Instagramなど。
SNSマーケティングは、コストを押さえながら効果を出しやすいため、需要の多い仕事です。
6. コールセンター業務(テレアポ・カスタマーサポート)


コールセンター業務は、顧客への電話対応・営業電話を在宅で行う仕事のことです。
具体的な業務内容は、
- 営業の電話
- 顧客からの問い合わせ
- クレームへの対応
- 商品注文
- 予約の受付
- テクニカルサポート
などこういった仕事を行います。
求人によりますが、営業電話の仕事であればインセンティブ(成果に対するボーナス)がつく場合もあり、数字を追いかけるのが好きな人にはおすすめの仕事の一つです。
7. 翻訳


海外の言語を日本語に和訳、もしくは日本語を海外の言語に翻訳する仕事です。
語学力を持つ人ならおすすめの仕事です。
また語学以外にも、何か専門性を持っているとより高単価が狙いやすくなります。
8. イラスト・アイコン作成


Webサイトの挿絵や、SNSのアイコンなどを、リクエストに合わせて描く仕事です。
クラウドソーシングサイトや自身のSNSを通じて依頼を受けます。
自分の生活環境に合わせて納期なども設定できるため、自分のペースで仕事がしやすいです。
9. 採点・添削


模試や通信教育の答案を採点したり、作文の添削をしたりする仕事です。
解答マニュアルに従って正誤判定を行います。繁忙期(試験シーズン)に募集が増えます。
俳優が在宅ワーク(フルリモート)の仕事を探す方法6つ
ここでは在宅勤務の求人を探す方法について5つご紹介します。



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1. 求人サイトから応募する


事務系の仕事、スキルを元にタスクをこなす仕事(SNS運用やWebライター・Webデザイナーなど)の場合は、求人サイトから応募することが多いです。
在宅ワーク(フルリモート)の求人が掲載されている求人サイトは、主に以下があります。
こういった求人サイトは、出社が必要な求人も掲載されているため、検索欄に「完全在宅」「フルリモート」などを入れて調べるのがコツです。
また在宅ワーク(フルリモート)の求人はかなり人気です。
調べた段階で気になる求人がないとしても、新着通知の設定をしましょう。
情報をキャッチできる状態にしておくことが、人気案件を勝ち取るコツです。
2. プラットフォームに掲載・出店する


スキルを教える・販売する場合は、スキルシェア系のプラットフィームに掲載・出店することのがおすすめです。
多くの出店者がいる中から選んでもらうためには、どんな経歴・特徴があるのかをはっきり明記するのが重要です。
3. 紹介で応募する


すでに在宅ワークをしている人の職場・クライアントを直接紹介してもらう方法です。
特に紹介者が俳優の場合は、役者の事情(急なオーディションや舞台本番)に理解のある職場である可能性が高いです。
日頃から周囲に「在宅の仕事を探している」「パソコン作業が得意」とアピールしておくと、こういった話のチャンスもきやすいです。
4. 会社の採用ページから直接応募する


興味のあるWebメディア、映像制作会社、IT企業などの公式サイトにある「採用情報(Recruit)」を直接チェックする方法です。
特にスタートアップ企業は、常に人手不足であることが多いため、そういった会社を中心にチェックすると見つかりやすいです。
5. SNS経由での採用


X(旧Twitter)などで直接会社に応募・連絡する方法です。
特にクリエイティブ職(ライター、デザイン、編集)では主流になりつつあります。
ただし怪しい案件もあるため、信頼できる相手・会社であるかをしっかり調べるのが重要です。
6. 紹介会社経由で応募する


リモートワークを専門に扱うエージェントや、事務系に強い派遣会社に登録する方法です。
自分のスキル(PC操作、語学、経理経験など)を伝えておけば、マッチする案件を紹介してくれます。
条件交渉を代行してくれるため、「週3日だけ」「午前中だけ」といった細かい要望を通しやすいのがメリットです。
また、企業との間に会社が入るため、トラブルのリスクも軽減されます。
俳優に合う在宅ワーク(フルリモート)の条件
俳優に会う在宅ワーク(フルリモート)の条件は以下の3つです。



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1. オーディションなどの急な予定変更がしやすい


俳優にとって最優先事項は「チャンスを逃さないこと」です。
オーディションは「明日来られますか?」と、前日に連絡が来ることも珍しくありません。
そのため固定シフトでガチガチに拘束される仕事ではなく、自分の裁量で作業時間をずらせる仕事や、チャット一本で休みの連絡・仕事の調整相談ができるような、風通しの良い職場環境であると続けやすいです。
2. 稽古・本番に合わせて仕事の量が調整しやすい


舞台の稽古期間(約1ヶ月)や地方公演、映像作品の撮影期間(数日〜数週間)など、俳優のスケジュールは時期によって波があります。
忙しい時期は稼働を減らし、スケジュールの空いた時期にガッツリ働いて稼ぐといった調整が可能な仕事を選びましょう。
3. 俳優としてのスキルが活かせる


「俳優=演技」だけではありません。
台本を読み込む「読解力」はWebライティングに、感情を乗せる「表現力・発声」はナレーションや電話営業に、人の心を読む「共感力」はマーケティングに直結します。
全く未経験の分野でゼロから学ぶよりも、自身がこれまでの活動で培ってきた「対人スキル」や「言葉を扱うスキル」を転用できる職種を選ぶことで、短期間で収入を上げることが可能になります。
俳優が在宅ワーク(フルリモート)を選ぶメリット3つ
俳優が在宅ワークをするメリットは以下の3つです。



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メリット1. オーディションや本番が入った時のスケジュールの調整がしやすい


物理的に出社する必要がないため、オーディション会場の近くのカフェで直前まで仕事をし、終わったらすぐに業務に戻るといった柔軟な動きが可能です。
また接客のバイトに比べて、休む時の欠員を探す手間がない場合も多いです。
そのためチャンスが来た時に身動きが取りやすく、精神衛生的にも大きなメリットです。
メリット2. 通勤がない分、時間を有効活用できる


往復の通勤時間がゼロになることで、その時間を睡眠やインプット、身体のケアに充てることができます。
例えば、満員電車に揺られていた往復2時間を、映画を1本観る時間や、台本を覚える時間に変えられるのです。
時間は有限であり、自分自身を高めるための時間を確保しなければならない俳優にとって、この「時間の創出」は金銭以上の価値を持ちます。
メリット3. 見た目の制約がない


在宅ワーク(特にカメラオフの仕事)であれば、髪色、ネイル、髭、服装などの制限が一切ありません。
役作りで急に金髪にしたり、時代劇のために髭を伸ばしたりしても、職場から文句を言われることがないのです。
接客業のバイトでは「黒髪に戻して」と言われることが多く、役の幅を狭めてしまうリスクがあります。
ですが在宅勤務なら「役者としての自分」を最優先にしやすいです。
俳優に合う在宅勤務(フルリモート)のデメリット
俳優が在宅ワークをするデメリットは以下の3つです。



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デメリット1. 身体・パフォーマンスへの悪影響がある


俳優は「身体」が資本です。
ですがパソコン前で長時間座りっぱなしになるため、パフォーマンスに悪影響となる部分も。
- 前傾姿勢で浅い呼吸になるため、発声量や肺活量が落ちる
- カロリー消費が減るため、体型維持が難しくなる
- 眼精疲労で視力が落ちる
- 表情筋の硬直
日頃からストレッチや筋トレを意識的にすることで、こういったデメリットもカバーできます。



私はトイレに行く時は、軽くスクワットを日課にしています
デメリット2. 人と交流する機会が減る


居酒屋やカフェのバイトなら「変な客」や「面白い会話」といった、演技の引き出しになる生の素材に出会いやすいです。
また外に出る機会が多い分、「業界人との出会い」や「コネ作り」のチャンスもありますね。
ですが、フルリモート(在宅ワーク)となると、こういった出会いのチャンスが減ります。
そのため意識的に外出するタイミングを作っておきましょう。



私は毎週水曜日夜は映画館に行く日など、
曜日ごとに何をするか決めています!
デメリット3. 自己管理能力が問われる


自分の生活の場と、職場の境界が曖昧になるため、自律力がかなり求められます。
またフルリモートの業務委託(個人事業主)となることが多いため、確定申告や税金の管理も自分で行わなければなりません。
「明日までに納品」という時に急なオーディションが入っても誰も代わってはくれないため、全ての責任を自分で負う厳しい自己管理能力が求められます。
Googleカレンダーやタスク管理ツールを使うなど、自分にあった管理方法を見つけておくと、仕事が楽になります。
まとめ|在宅ワーク(フルリモート)で俳優活動のチャンスを広げましょう
今回は俳優におすすめの在宅ワーク(フルリモート)9選や、仕事の選び方・メリットデメリットをご紹介しました。
場所に縛られない働き方ができると、その分俳優に必要な時間を使えるため、チャンスを掴みやすくなります。
少しでも気になったら、まずは応募するのみです!
この記事が少しでも参考になったら嬉しいです。










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